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アラ還世代だってスマホを使わなくちゃいけない時代ですが、格安SIMって何ですか?

🕖2022/01/07  🔄2023/03/09

こんにちはsannigo(さんご)です。いつもありがとうございます。

アラ還世代の方の多くは、スマホもドコモを利用されている印象なのですがいかがでしょう?かくいうわたしも20年以上ドコモ愛用者なのです。

 

これまでのドコモは、無料で解約できるのは「契約してから約2年後の一定期間」のみで、プラン変更には違約金が発生するときびしく言われていたため(笑)タイミングを図ってまでプランを変更する勇気が出なかったものです。

 

が、しかし、2021年10月1日から定期契約の料金プラン解約時に設定している「解約金」が廃止されたんですって。

 

ってことで、今後は収入や年金も減るばかりだし、これまでなぜかドコモにこだわっていたスマホも、とにかく利用料金が安いものに魅力を感じるようになってきたことも事実。そろそろ買い換え時かな?

 

もし機種変更して新しいスマホにできても、古いスマホをどうしたらいいのかしら?

 

SIMが入っていなくてもWi-Fi環境があればそのまま使えるらしい。さらにSIMロックを解除してSIMフリー端末として格安SIMで使う方法もあるとのこと。

 

アラ還世代代表として言っておきましょう。「スマホを使わなくちゃいけない時代なのに!SIMロック解除って?格安SIMって何?」

 

ってことで、しっかりSIMロック解除や格安SIMのことを調べてみたのでご参考になさってくださいませ。

 

アラ還世代だってスマホを使わなくちゃいけない時代ですが、格安SIMって何ですか?[写真AC]

 

 

「格安SIM」って何ですか?

 

アラ還世代のわたしでも、「格安SIM」とは、きっとNTTドコモやau、ソフトバンクなどの大手よりも月額料金をかなり安くできる魔法の道具らしい!ということはわかります。

 

だってYou Tubeやネットニュースを見ているだけで途中に広告として挟まれますから~

 

ただし、何をどうしてどう使うのかは全くわかりませんでした。でも基礎知識を知った今では案外と簡単かも?と感じています。

 

では、さっそく「格安SIM」の基礎知識を解説していきます。

 

SIM(シム)カードとは?

 

SIMとは、スマホの中に入っているICカード(SIMカード)のことです。

 

契約した携帯電話会社から発行されます。ICカード(SIMカード)には、電話番号や加入者の情報など、そのスマホを「電話機」として使うために必要な情報が記録されています。

 

・SIMカードは携帯電話会社が加入者に発行するもの

・SIMカードには電話番号や加入者の情報が記録されています

・SIMカードが挿入されていないスマホは電話機としては使えません

 


どんなもの?まだ見たことがないのだけど!という方へ。

 

⬇下の写真に写っているのがSIMカードです。

この小さなカードがSIMカードで、電話番号や加入者の情報が記録されています。
[写真AC]

 

スマホのこのような部分にSIMカードが挿入してあるおかげで、現在お使いのスマホも利用できているんです。

 

⬇スマホのSIMカードが挿入してある部分

スマホの側面にこういったSIMカードを収納する部分があります。[写真AC]

 

このSIMカードは、携帯会社や販売店の販売員さんがあっという間にスマホへ挿入する作業を行なってくれているため、ご覧になったことがないのかもしれません。

 

ですので、もしネットショッピングで格安SIMご購入の際は、お宅に届いたSIMカードをスマホに挿入する作業が必要になります。

 

現在お使いのスマホに入っているSIMカードを抜いて、新しく購入したSIMカードを入れることでそのスマホは格安に使えるようになります。

 

逆に、現在お使いのスマホに入っているSIMカードを抜いて、新しく購入したスマホに入れるとお使いになっているスマホでは電話ができなくなり、SIMカードを入れた新しいスマホは電話ができるようになります。

 

ちなみに、この作業ではSIMカードは変わっていないので、電話番号は今のままご自身の電話番号で通話できます。

 

ご自身が使っているスマホで「格安SIM」を利用しようとした場合に、スマホ本体の「SIMロック解除」が必要になる場合があります。

 

SIMロック解除ってどんなもの?

 

スマホは機種によっては「SIMロック」という機能制限が施されています。これは「そのスマホを購入したものと異なる別の携帯会社のSIMカードは使えないようにする」という制限です。

 

SIMロックがかかっていても通常は何の支障もないのですが、困るのは携帯会社を乗り換えるときです。

 

現在使っているスマホに「SIMロック」がかかっていると、新しく契約した携帯電話会社のSIMカードを挿しても使えないことがあります。

 

特に「手持ちのスマホで格安SIMを使いたい」という時が、まさにこの場合にあたります。

 

下記で説明しますが、格安SIMのMVNOと契約してそのSIMカードを手に入れても、それまで使っていたスマホでは使えないことがあるので注意が必要です。

 

その解決方法が「SIMロック解除」になります。じつはスマホにかかっているSIMロックは、機種や契約状況によって解除できます。

 

SIMロック解除したスマホのことを「SIMフリースマホ」と呼び、SIMスリースマホなら他社のSIMカードも使えます。

 

SIMロック解除の方法

 

スマホのSIMロック解除する方法は大きく分けて2つの方法があります。

 

◯店舗に持ち込んで手続きをする方法

ドコモショップ、auショップ、ソフトバンクショップといたった各携帯電話会社のショップで申し込むことでSIMロック解除が可能です。が、3,000円程度の手数料がかかります。

 

◯スマホやパソコンを使ってWebサイトで手続きをする方法

My docomo、My au、My SoftBankといった公式サイトで申込みましょう。対応機種、契約状況に条件がありますが、手数料はかかりません。

ただし、すべての機種のスマホがSIMロック解除に対応しているわけではありません。機種や発売日に条件がありますので、詳しくは各種携帯電話会社のWebサイトでの確認が必要です。

 

格安SIMとは?


格安SIMの「格安」は、毎月の利用料金が格安だという意味なので、NTTドコモ、au、ソフトバンクの大手3社の携帯電話会社の料金に比べて格安という意味になります。

 

格安SIMを提供している会社は1つなの?

 

格安SIMを提供している会社は「MVNO」と呼ばれ数多くあります。

 

どうして大手よりも月額料金を格安にできる?

 

MVNOは、携帯電話サービスを提供するのに必要な設備(基地局)などを持たず、大手の携帯電話会社の設備を借りているので、安くサービスを提供できるんです。

 

大手キャリアは、設備のメンテナンスや基地局の増設、全国に多数のショップを展開するなど携帯電話サービスの設備を自前で持つコストがかかります。

 

そんなコストがかかる大手キャリアよりも、設備をお借りするだけのMVNOは運営のコストを抑えることができるため月額料金の格安を実現しています。

 

格安SIMのメリット・デメリット

 

大手携帯電話会社よりもかなり安い月額料金で使用できるのが格安SIMです。「いやいやなにか落とし穴があるんだろう?」なんて疑い深いのが昭和生まれ。

 

格安SIMのメリット・デメリットも調べてみました。

 

《メリット》


・月額料金が安い

 

「格安SIM」という言葉通り、月額料金の安さが一番の魅力です。

 

どのくらい違うかと言いますと、料金プランにもよりますが大手3社での月額料金は6,000~9,000円といったところ(もちろん最近はahamoなどのプランもあり)で、オプション次第では1万円以上ということも多々あります。

 

ところが、格安SIMならなんと!900~3,000円程度に抑えることもできるそうです。

 

・料金プランの種類が豊富

 

格安SIMは、「月に何GBまで高速で通信できるか」の上限を、細かく選択することができます。

 

「スマホではほとんどインターネットを利用しない」という方なら1GBのプラン。「動画やネットゲームをしまくらちよこ」な方は、大容量のプランを選択できます。

 

料金プランはあとから変更することも可能ですし、そもそも月額料金の安いのが格安SIMですが、さらに無駄のない料金プランを選択すれば、より安く利用できます。

 

《デメリット》

 

・キャリアのメールアドレスが使えない

 

大手のSIMを契約すると、「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」「@softbank.ne.jp」などの付いたメールアドレス(キャリアメール)をもらうことができます。※ahamoなどは別

 

キャリアメールなら追加料金はなし。さらに特にスマホで設定作業をしなくても最初から送受信できとても便利です。

 

MVNOの場合は、このキャリアメールのメールアドレスが発行されないので、もちろん利用することもできません。

 

が、しかし、「Gmail」「yahoo」などのような無料メールアドレスも簡単に設定できますから、無料でメールアドレスをもらえなくても大丈夫!かと思われます。

 

・家族間や同キャリア間の無料通話ができない

 

大手のスマホでは、家族間や同じ携帯電話会社のスマホ同士での通話やSMSが、条件はあるけれども、無料になるというオプションプランが多いのですが、MVNOにはこのような無料通話オプションの用意はありません。

 

ただし、LINEなどの音声通話アプリを使えば、実質無料で通話できるわけですから問題ないのでは?

 

・LINEのID検索ができない

 

LINEの「友だち」をIDによって検索するという、離れたところにいる相手を「IDで検索して見つける」方法で「友だち」になる方法が使えません。

 

が、しかし「QRコード」「招待メール」「ふるふる」などのLINEで友だちになる方法はたくさんあるので特に困らないのでは?

 

格安SIMの使い方の手順

 

「現在利用している携帯電話会社との契約を解除して乗り換える」方法。


①契約するMVNOを選ぶ

 

まずは契約するMVNO(格安SIMの携帯電話会社)を決めます。

 

月額料金のチェックや比較とさらにプランの種類もチェックが必要です。

 

1ヵ月に利用できる高速データ通信量の上限が現在のご自身の使い方で範囲内に収まるかはとても重要です。

 

ドコモなどのようにショップなどが少ない場合が多いので、契約開始後の疑問や質問、さらにはアフターケアなどの情報も知っておくほうが良さそうです。


②格安SIMを使うスマホを選ぶ

 

次に、使用するスマホ本体を選びます。新しくスマホを購入して使う場合、もっとも簡単なのは格安SIMを契約する際にスマホをセットで購入する方法です。

 

使っているスマホをそのまま使うには、そのスマホの「SIMロック」が解除されている必要があります。SIMロックが解除されているかどうかは、そのスマホを購入した携帯電話会社に確認するしか方法はありません。


③電話番号を変えたくない場合はMNPを利用

 

格安SIMを導入後に新しい番号にするなら必要な作業はありません。
が、しかし、現在使用中の電話番号を使い続けたい場合は、「MNP(モバイルナンバーポータビリティ)」の申込みが必要です。


④サイト(もしくは店頭)でMVNOと契約する

 

格安SIMの契約はMVNOの公式サイトで行います。店舗で申込みができる場合もあるようです。

 

~契約にあたって必要なもの~

 

・運転免許証やパスポートなどの本人確認書類(名前と顔・住所などが確認できるもの)

・支払い手段(クレジットカードが一般的)です。

・現在の電話番号を引き継ぎたい場合には、「MNP予約番号」も必要になります。

 

~契約時に選択するもの~

 

・回線タイプ

・料金プラン(契約コース)

・利用するオプションサービス(通話し放題や留守番電話など)

・SIMのサイズなど

 

⑤SIMが届いたらスマホに入れる

 

④で契約が成立すれば、MVNOや回線タイプで差はあるものの2~10日ほどでSIMカードが送られてくるでしょう。

※現在の電話番号を引き継ぐ場合には、このタイミングでMNPの手続きを行います。

 

届いたSIMカードには、使用開始に必要な情報や手順が記された説明書がついています。

 

使うスマホにSIMカードをセット後、通信できるように「APN設定」を行います。

 

SIM契約と同時にスマホをセット購入した場合に、機種によってはこれらの準備が終わった状態で送られてくることもあり、電源を入れるだけですぐに利用できる場合もあるので楽ちんです。

 

あとは、ブラウザでWebサイトを表示したり、インターネット接続の必要なアプリを使って、動作を確認することでインターネット接続のチェックをすれば終了です。

 

まとめ

 

今回は、10月1日から大手のドコモが定期契約の料金プラン解約時に設定している「解約金」が廃止したことから、多くのドコモユーザーはこのチャンスを待っていたのでは?

 

特にアラ還世代は、「もう長く使っているから」とか「変更が面倒」「変更には違約金がかかる」なんて理由で何十年も使い続けている方が多いと聞きます。

 

やっと違約金がかからずにスマホを購入できたり、格安SIMを使える時代がきた~!ってことで、関心を持っていただけたら幸いです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。では、またです。