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今日は3.11 防災対策をもう一度しっかり確認する日にします。

🕖2020/03/11  🔄 2023/03/09

こんにちは、sannigo(さんご)です。いつもありがとうございます。

今日は3.11です。あの東日本大震災から12年が経ちました。今も支援を必要としている方がたくさんいらっしゃいますし、まだまだ爪痕は残ったままな気がします。

 

東海地方は、何十年も前から「東海沖大地震」に「南海トラフ巨大地震」などといつ地震が起きてもおかしくない地域と言われ続けてきました。

 

それなのに、東海地方より先に阪神、東日本と大きな地震が起きてしまい大変な被害を受けています。

 

「今度こそ東海地方かも。」という不安な気持ちと一方では「この分だと東海地方には大きな地震は来ないのかも。」という安穏な気持ちもあり、なんとなくですが地震に対する警戒心が少し薄れている気がします。

 

そこで今回は「防災対策をもう一度しっかり確認しよう」というテーマで書いていきます。

 

今日は3.11 防災対策をもう一度しっかり確認する日にします。[写真AC]

 

 

防災対策をもう一度しっかり確認しよう

 

日本は、地震王国というか地震が起きやすい場所にあって、活断層は約2000もあるといわれています。ここ最近起きた大きな地震を見ていても、いつ地震が起きてもどう対処しなくてはいけないのかを常に頭に入れておく必要がありそうです。

 

まずは、もし車に乗っているとき、もしく車を運転しているときに大きな地震が起きたらどうしましょう?から始めます。


地震発生時に運転中だったらどんな対処をするのか?

 

もし大きな地震が起きたときに車を運転していたら、どんな行動を取ったらよいのでしょう?

 

今日が3月11日ということもあって、万が一地震が起きた時は自分で考えて行動するほかには、自身が助かる、または周りの人を助ける方法はないと肝に命じます。

 

大きくて、固くて、重い二次被害の原因にもなるだろう車を運転している以上、自分の身だけではなく二次被害を避けるために周囲の車や人への配慮も必要です。

 

行動する際に落ち着いてしっかりと考え、行動するにはどうしたら良いのでしょう?

 

JAFの情報によると下記のような対応が必要だそうです。

 

【運転中に揺れを感じたら、慌てず緩やかな減速をします】

 

車を運転中に地震が発生したら、慌てずに、急ハンドル、急ブレーキに気をつけてできるだけ緩やかに停車します。

 

停車の際は、ハザード点灯などの方法で他の車に知らせながら、安全な方法で路側帯など道路の左側に寄せて車を停止させます。

 

停止後も、激しい揺れが収まらないようなら、揺れが収まるまでは車内に居たほうが安全です。

 

揺れが収まったら、ラジオやスマホなどで地震情報や交通情報を集めながら、自身が外に出ても危険がないか、逆に車内に留まることが危険ではないかなど、周囲の状況をよく観察して、状況に合わせて行動しなくてはいけません。

 

《もし高速道路で停車したら》


道路交通法で、三角表示板を設置する義務が定められていますので、高速に乗る時は三角表示板は必ず携帯していないといけません。

 

《もしトンネル内で地震に遭遇したら》


慌てず非常口から避難をします。トンネル走行時に地震に遭遇した時は、出口まで距離があれば非常口近くに停車して車から脱出するようにしましょう。

 

車を停止する場所としては、できれば、道路脇が両方とも斜面になっていたり、トンネルの出口の近くだったりで停止、橋の上はやっぱり避けた方が良いですよね。(阪神大震災の記憶から)

 

《トンネル内を走行中に地震が起きたら》


出口付近なら、揺れの状況に応じてですが、トンネルからはすぐに出て、出口の先に停止した方が良いそうです。

 

トンネル内で停止した場合なら、地震の安全、走ってくる車などの安全を確認してから、非常口などを使って脱出しましょう。

 

《車から離れる場合にはキーを付けたままで》


これは良く言われているのでご存知かもしれませんが、車を置いて避難する場合には、窓を閉め、エンジンを止めてキーは付けたまま、スマートキーなどは運転席など分かりやすい場所に置いておくようにしましょう。

 

これは、あとから消防や警察が車を移動できるようにするためです。車を止める場所は、できるなら、避難する人や災害応急対策の妨げにならない場所を選んで欲しいとのこと。

 

車からの避難が一刻を争うような状況なら別ですが、大丈夫そうなら、貴重品は車内に残さないで、所有者が分かるように窓ガラスに連絡先を書いたメモを貼っておくと良いそうです。

 

余裕があれば、車検証を持ち出しておけば、のちのち、その車の所有者という証明が簡単になります。

 

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車で避難する場合


大地震の時には、一部道路が通行止めになることもあります。地震のあとの規制もあったり、道路の陥没や信号機の停止、道路上に地震で動いた大きな障害物などがあったりで、運転もかなり慎重にする必要があります。

 

たとえば、東京都では震度6弱以上の地震が発生した場合は、環状7号線から都心方向への車両の通行が禁止となるそうです。

 

お住いの地域でも震災時の交通規制があるようなら、自治体のホームページで確認できます。予め確認しておけば安心ですね。

 

ちなみに高速道路は、計測震度4.5(震度5弱に相当)以上で道路点検のために通行止めとなるそうです。

 

日ごろから防災セットの備えを車にも備えておきましょう

 

いざという時のために、防災セットを日頃から車に備えておくと良いようです。

 

ちなみにコロナ感染時にも車での移動は推奨されていたので、車をお持ちの方ならすでに防災セットや除菌グッズは備えている方が多いかもです。

 

さらに、最近はあまりにも大きな災害が度々起きていたり、予想される災害が大きすぎるせいか、「共助」と「自助」が重要といわれています。

 

食事は最低でも3日分、さらに車中泊できる準備をしておくことも推奨されています。

NEXCO東日本のWebサイトで、いざという時のための備えとして以下のものをあげています。

 

参照元:© KenamiRyoko - stock.adobe.com

 

《いざという時のための備えと非常用品》

 

・水(500mlタイプのペットボトルだと持ち運びに便利)

・缶切りのいらないタイプの缶詰や乾パンなどの調理しないで食べられる食料

・懐中電灯

・携帯ラジオ

・応急医薬品

・毛布(ブランケットなど)

・ロープ

・消火器

・クルマからの緊急脱出用ハンマー(車の窓が割れるもの)

 

他にもあると安心なものは?


・モバイルバッテリー

・乾電池

・現金(被災後すぐにはキャッシュレス・ATMが使えないため)

 

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地震は予期できない災害です。さらにいつ起きてもおかしくないと言われてるのが「南海トラフ巨大地震」。

 

もし南海トラフ巨大地震が起きたら

 

この巨大地震がひとたび発生すると、静岡県から宮崎県にかけて一部では震度7となる可能性があります。その地域に隣接する地域では、震度6強から6弱の強い揺れになると想定されています。

 

また関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い地域に10mを超える大津波の襲来が想定されています。

 

参照元:内閣府防災ホームページ


どうしたって、万が一の時に備えておく必要が100%、いや120%くらいありそうな現実に頭がクラクラします。

 

それでもやっぱり「備えあれば憂いなし」を信じて備えることにしましょう。

  

\防災グッズの再確認を/

 

最後に



今日は3.11ということで、みなさんもされたことでしょう。サイレンを合図にけっこう長く黙祷しました。

 

普段の生活の中ではなかなか「防災」を身近に感じることはありませんが、「3.11」この日起きたことは忘れずに後世に伝えていかなければばらない気がします。

 

この機会に、被災された方たちの今を考えたり、被災地の状況などを知り、当時のことを思い出して忘れないようにしたいと思います。

 

今後の災害に対して「自分はこう防災するのだ!」ということを、はっきり意識して”知識を増やしたり””防災グッズを整えたり”していかなくてはいけません。

 

今回は、万が一「地震が起きたときに車を運転していたら」では、地震が起きたときに覚えていたい知識から、「車に積んでおきたい防災グッズ」では、備えるべき防災グッズなどについて解説してきました。

 

今後起きると言われている「南海トラフ巨大地震」のことも踏まえて、しっかりこの日を機に備えていきたいものです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。では、またです。